技術分野に新しいページを掲載しましたのでご紹介します。
是非、ご覧ください。
1. 受託研究・評価試験
触媒評価試験
川崎重工業(株)のプラントエンジニアリングや技術開発に協力した経験から、各種の触媒評価を実施できます。環境浄化触媒や合成触媒などの性能評価,耐久性評価,触媒自体の化学分析を行い、総合的に触媒性能を評価します。また、触媒の試作や、装置化に向けた設計データ取得,被毒調査なども実施します。
試験用に切り出した触媒
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試験装置に設置した触媒
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2. 化学
物性測定 燃料分析(石油・石炭・その他固形燃料・燃料ガス)
燃料に求められる品質は年々厳しくなってきています。
軽油や重油といった液体燃料や石炭、RDF、バイオマス燃料などの固体燃料の物性測定、元素分析、発熱量測定を実施しています。
液体燃料や固体燃料についての要求品質への適合性や環境負荷の調査など種々のご相談を承ります。
石炭
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RPF
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3. 構造・流体解析
受託解析の概要
当社のFEM解析技術/CFD解析技術は、川崎重工グループの設計・開発支援で培われ実機で検証された信頼性の高い技術です。
1984年の解析部門発足以来、1万件を超える豊富な実績を有しております。
キャビティの共鳴に関する音響解析
回転機械では機体の流れが、凹部(キャビティ)と共鳴して騒音を発生し問題となることがあります。その対策を検討するためにはキャビティを含む空間の音響特性を把握し、騒音発生原因を特定する必要があります。
本ページでは、キャビティの音響解析より音圧レベルを出力し、空間の共鳴周波数を求めた事例を紹介します。
また、キャビティ内に仕切板を設置した場合の共鳴周波数への影響も示します。
コントロールアームのトポロジー最適化解析
トポロジー最適化は、設計空間に対して、どのように材料を配置すれば最適な構造となるかを提案してくれる手法です。
本ページでは、トポロジー最適化を行い、発生する応力が許容値以下となる条件を満たしながら、重量が最小となる材料配置を求めた事例を紹介します。
コントロールアームのトポロジー最適化解析 「解析結果(形状)」
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コントロールアームのトポロジー最適化解析 「解析結果(応力)」
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電磁場解析
本ページでは、磁石と磁性体間の電磁場についてABAQUSによる解析を実施し、センサー部に発生する磁束密度を算出した事例を紹介します。
解析モデル
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解析結果
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CAEレガシーシステムのリノベーション
古い技術や仕様のシステム「レガシーシステム」を現在のWindowsパソコンで動作させる「リノベーション(再生と更新)」について、課題と解決方法を紹介します。
メンテナンスできていないシステムの更新でお悩みでしたら、更新業務やその判断の手助けに対応いたします。
「レーリー減衰」について
振動問題では、一般的に各モードに減衰比を設定するモード減衰が使用されますが、モードによらない直接法による解析では、質量と剛性に比例する「レーリー減衰」が用いられます。
本ページで、その「レーリー減衰」について説明します。
振動数と減衰の関係
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レーリー減衰の具体例
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「累積相当塑性ひずみ」について
「累積相当塑性ひずみ」は、地震など繰り返し荷重作用下の塑性を考慮した解析から出力され、しばしば構造安全性の評価などに利用されます。
本ページで、その「累積相当塑性ひずみ」について説明します。
応力-ひずみの関係(移動硬化則)
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応力-ひずみの関係の計算例
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(2022/8)