概要
バイオマス燃料はバイオマス(生物資源)を原料とする燃料のことで、カーボンニュートラルな燃料として注目されています。中でも固体バイオマス燃料は火力発電プラント等で使用される石炭の代替燃料として利用されています。一口に固体バイオマス燃料といっても様々な種類が存在し、実際の使用にあたっては分析を行い、その性状を把握することが大切です。弊社では固体バイオマス燃料の性状把握に必要な各種分析を行っております。
分析対象
バイオマスペレット・チップ、PKS(Palm Kernel Shell/パームヤシ殻)、半炭化バイオマス(ブラックペレット等)、炭化バイオマス等の固体バイオマス燃料や、RDF(Refuse Deriverd Fuel)、RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel)といったリサイクル燃料の分析が可能です。
分析項目
固体バイオマス燃料に対する主な分析項目は下記の通りです。また、下記以外にも対応可能な分析項目がございますので、まずはお気軽にお問合せください。
- 工業分析(水分、灰分、揮発分、固定炭素)
- 元素分析(炭素、水素、窒素、全硫黄、燃焼性硫黄、塩素等)
- 発熱量(総発熱量、真発熱量)
- 重金属元素分析(As、Cd、Cr、Cu、Hg、Ni、Pb、Zn)
- 灰組成分析(SiO2、Fe2O3、Al2O3、TiO2、CaO、Na2O、K2O等)
- その他(かさ密度、粒度分布測定等)