こんなお困り事ありませんか?

お困り事Q&A

お客様のお困りごとの問合せが多いQ&Aを掲載しました。
これらを参考にお問合せをいただければ幸いです。

Question

Answer

1. 製品や部品が疲労破損したが原因が分からず対策できない。
弊社では、材料、数値解析、計測、疲労評価などの専門家が、豊かな経験をもとに、お客様のご要望を踏まえて原因究明のためのアプローチなどを提案致します。お気軽にお問合せください。
2. 製品、部品に使用している材料の疲労強度が知りたい。
材料の疲労強度は、使用環境(温度、環境)や負荷様式(軸力、曲げ、ねじり)などにより変わります。製品・部品の使用状況を教えていただければ、最適な強度試験や疲労試験の方法を提案し、実施致します。また、お客様のご要望により、一定の安全を確保した疲労設計線図を作成することもできます。
3. 実物から試験片を採取して強度を確認したい。
実物から試験片を切り出して実施する静強度試験や疲労試験についても、試験片採取方法、試験方法などを提案し、実施致します。試験結果の報告だけでなく、文献データなどと比較を行い試験結果の妥当性を検証することも可能です。
4. 機械や部品の実物の強度を知りたい。
実物の静強度や疲労強度を把握するためは、負荷方向や支持条件、負荷変動などを可能な限り再現した試験を行うことが重要です。
使用状況を教えていただければ、実物を試験体とする静強度試験や疲労試験の方法を弊社で提案し、実施致します。頻度や位相が異なる複数の繰り返し負荷を同時に与える多軸試験も可能です。
5. 実物に生じている変動応力やひずみ、温度を計測したい。
弊社は、構造物や回転部品、高温機器などの応力測定に豊かな経験を有します。また、最適な計測方法(検出原理、スリップリング/FMテレメータなどの機器、計測条件等)の選択や、あとで実施する評価手法に応じた計測位置と計測点数の提案が可能です。お客様のご要望により、特殊環境や長期の遠隔計測にも対応致します。
6. 老朽化した橋やクレーンなど、鋼構造物の余寿命を予測したい。
橋やクレーンなどの溶接構造物は、一般的に、溶接部位の疲労強度で余寿命が決まります。余寿命を診断するには、使用中の外力(応力)の変動振幅と繰り返し頻度の把握が必要です。弊社は、応力頻度解析や溶接継手の疲労強度評価に豊かな経験を有しており、現地での計測結果をもとにした溶接構造物の寿命/余寿命診断が可能です。
また、弊社独自の技術として、電源や配線が不要な疲労センサを用いた溶接構造物の寿命/余寿命診断も実施しています。
7. ボイラや蒸気タービンの余寿命を予測したい。
長期間供用されたボイラのパネルや配管、蒸気タービン部材は、クリープ損傷による部材の劣化が懸念されます。弊社は、実物のクリープ損傷の程度を様々な方法で計測し、余寿命を予測することができます。

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Question

Answer

1. 機械や機械部品の振動試験、衝撃試験を、指定の条件で実施したい。
振動試験装置を使って、JISやMILといった各種規格の他、特注の負荷パターンでの振動試験、共振試験、衝撃試験、振動耐久試験に対応致します。試験体の固有振動数や振動モードといった各種特性の計測方法の提案、実施も可能です。ノウハウを必要とする試験体取付治具の設計や製作も承ります。
2. 現地で運転中の機器の振動計測を行いたい。
加速度センサやデータレコーダ、FFTアナライザなどの計測機器を現地に持ち込んで行う振動計測に対応致します。
計測の目的により、計測位置や点数、持込機器が異なりますので、ご相談いただければ最適な計測仕様を提案させていただきます。
3. 製品や部品で異常振動が発生している。良い対策はないか。
異常振動の原因究明・対策には、多くの場合、使用状態での振動計測や固有の振動特性の実測が必要です。また、実物による振動解析によるシミュレーションも行います。
弊社はデータ分析プログラムを自社開発しており、これと業界で標準的なモード解析ソフトをあわせて、現地で振動挙動を把握することができます。異常振動の原因が究明できれば効果的な対策を提案致します。
4. 騒音の音源を特定し、対策したい。
騒音源の特定のため、音響インテンシティ計測や音圧分布計測を実施します。
弊社では、このような現地での計測や音響解析などはもちろん、実測値から数値解析により騒音源の音響パワーを推定するなど、解析と計測のそれぞれの利点を活かした音響評価も行っています。

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Question

Answer

1. 機械、構造物のFEM解析を行い、発生応力や変形は求めたが、静強度や疲労強度は大丈夫だろうか。
FEMを用いた構造解析は解析結果をどの様な強度評価に使用するかを考えて行う必要があり、解析モデルの要素分割の粗密にも関係します。
例えば、母材の疲労評価を行う場合にはピーク応力が用いられ、溶接構造物の場合は平均的な応力(公称応力)が用いられます。
2. 製品、部品の軽量化、最適設計をしたい。
製品、部品の最適化設計を行うには、変形・応力満足・共振回避等の制約条件を満足しつつ、軽量化、高剛性、最適形状を検討することが重要です。
弊社は車両構体をはじめ種々の製品、部品で軽量化、最適化設計の豊かな経験を有していますので、お気軽にお問合せください。
一方、弊社では、最適化手法として有名なMOGA(Multi-Objective Genetic Algorithm:多目的遺伝的アルゴリズム)を各種最適化問題に適用して成果をあげています。
3. 製品や部品が衝撃した場合の安全性を確認したい。
鉄道車両の衝突解析や航空機翼への鳥衝突解析など、大変形衝突解析技術を用いて衝突時のシミュレーション解析を行い、圧壊強度、変形挙動や吸収エネルギー等を求め、衝突時の安全性を確認しています。
さらに、弊社では空気砲を用いた実証試験も行うことができ、両者の結果を比較することにより解析手法の精度や挙動の妥当性を確認しています。
4. 車内や室内の温度分布、空気の流れを調べたい。
車両空調ダクトの圧損や小水力発電装置の性能、内部温度を、流れ解析や流体と固体の伝熱解析などを行い予測しています。また、タンクのスロッシングによる液体挙動などについても流体解析により予測するなど、豊かな経験を有しています。
具体的な仕様をお知らせいただければ、お見積させていただきます。
5. 地震を想定したシミュレーションを行いたい。
大型タンクや発電設備、コンベア設備などの耐震性を検討するために、耐震振動解析によるシミュレーションを行っています。
解析に用いる地震波データについても、各種対応できますのでご相談ください。

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