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技術分野
材料評価
事例・実績
鋳造部材でのき裂発生
材質
球状黒鉛鋳鉄
環境
油中
事故/
損傷状態
き裂はコーナーR部に沿って伝播していた。
起点部には組成像で黒色を呈した(軽元素を多く含んだ)領域が認められ、それは母材とほぼ一体化していた。また、その領域には結晶物や局部溶融したような様相が認められた。
起点部では、珪素(Si)と酸素(O)等の軽元素を主成分としていることが分かった。
き裂伝播部では疲労破壊の特徴であるストライエーション模様が形成されていた。
結論
(推定原因)
砂の焼着き(鋳造欠陥)の発生に伴う疲労き裂伝播
対策
古砂と新砂の混合割合を変更する
古砂のリサイクル(再使用)を回避する
塗型を適宜塗布する{特に過熱領域(ホットスポット)が形成されやすい部分}
等
調査結果
き裂発生状況
起点部の様相
起点部の様相:組成像
起点部の拡大
き裂伝播部の様相
起点部の組成
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