電子回路の知識を活かすことができ、やりたいことが仕事につながります
川重テクノロジーの魅力
目に見えるモノができあがること、それが最終の成果につながるところが魅力です。作成したレポートや資料が評価されるだけでなく、頭で設計図を考え、実際の電子回路を設計して、基板を製造し、搭載した機能の確認といった、モノづくりの全ての工程に関わることができるところです。
担当する業務
鉄道車両に搭載する動揺防止制御装置という制振装置を開発しています。実際に取り付けた動揺防止制御装置の試験のために、鉄道車両に乗り続けることもあります。開発から設計、製造、試験、そしてメンテナンスまで様々な視点を持つ必要があります。
また、産業用ロボットのコントローラの基板の一部を設計したり、電力供給の効率性を高める基板などの設計にもたずさわり、川崎重工業の様々な製品に関わっています。
達成感を感じたこと
自分で設計した基板や電子回路が、実際にモノになって製作されるため、一つひとつの成果が目に見えることでやりがいがあります。また、入社1年目で担当した動揺防止制御装置では、性能試験の工程や製造工程で不具合が発生し、対応に追われることとなりましたが、解決して無事に出荷できたときは、大きな達成感がありました。
仕事をするうえで心がけていること
設計図を書くときに、わかりやすく書くように心がけています。設計図は、その製品に関わる様々な人が目にし、製造工程の最終まで渡すことになります。図面の見にくさや認識違いから結線間違いを起こして手戻りになったり、図面の読み取りや理解に余計な時間を費やすことがないよう心がけています。また、電子回路の基板などは、性能はもちろんですが、見た目が少しでもスマートに、恰好よくなるよう意識しています。
学生時代の自分
大学ではソフトテニス部に所属し、全大学対抗や東海地区の国立大学対抗戦などでは東海リーグまで出場しました。ゲームや食べ歩きなども友人に情報提供しながら楽しんでいました。
学生の皆さんへ
近年、機械装置の小型化、多様化が求められるなか、コントローラは必要不可欠になりつつあります。コントローラを作る電子回路系か、コントローラ外の大電力を扱うパワエレ系、どちらでも電気電子の分野で活躍できる場面はとても多くあります。学校で勉強した電子回路の知識は十分に活かすことができ、やりたいことが仕事につながります。電気電子のものづくりの現場を自分の目で見て、肌で感じてください。
週末は、二郎系ラーメンを食べ歩きして楽しむこともあります。近場は三ノ宮、少し遠く大阪まで同期や友人を誘い、多いときは3、4件ハシゴして食べ比べしています。
社会人生活の雰囲気
所属する電子回路チームは、上司をはじめ、先輩はみな優しく、わからないところは気兼ねなく聞ける雰囲気です。1年に1回、全従業員が参加する会社行事に「全社レク」があります。一流ホテルでのパーティやマジックショーなど、従業員全員が同じ時間を過ごせる楽しいひとときです。