概要
工場で生産される製品の品質を担保するには、各工程の検査は欠かせませんが、工場で全ての検査ができる訳ではありません。高価な分析装置や局所排気装置などの設備が必要な場合、薬品や危険物を使用するために化学的な専門家が必要な場合などは、当社のような設備や専門家が揃ったところに委託して分析を行います。当社では、受入検査から、工程内検査、製品検査まで各種検査・分析を行っております。
<こんなご要望はありませんか>
- 材料の受入検査を行いたいが、検査項目が分からない、検査設備がない
- 製造工程中の処理液、洗浄液の管理を成分濃度で行いたい
- 製品の清浄度を評価したい
検査・分析内容や納期のご相談など柔軟に対応させて頂きます。
お気軽にご相談ください。
品質管理・工程管理に関係する分析
当社が行っている品質管理・工程管理に関係する分析を表にまとめました。
工程 | 分析項目 |
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受入検査 | 金属の成分分析 薬品中の不純物分析 |
工程内検査 | 表面処理液の濃度管理分析 表面処理被膜重量測定 熱処理炉のガス分析 洗浄液の清浄度分析 検査液の濃度管理分析 工作機械の作動油管理分析 |
製品検査 | 残留油分測定 製品中の金属不純物分析 |
主な分析事例
■ 残留油分測定
分析事例として、残留油分測定を紹介します。機械加工後の金属部品には加工油が付着しており、洗浄等により除去する必要があります。もし油分が残留していれば後の工程で不具合品発生のリスクが懸念されますが、これを適切に管理することで安定した品質の確保が期待できます。
分析項目 | 調査事例 | 分析方法 |
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残留油分測定 |
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