あけましておめでとうございます。
2007年の新年を迎えるに当たり、あらためてお客様ならびに関係者の皆様方にお礼を申し上げるとともに、今年も従業員一同、優れたサービスを提供できるよう努力してまいりたいと、思いを新たにしております。
2006年は、コーポレートガバナンス、コンプライアンス、リスクマネジメントという言葉に代表されるようにいろいろな出来事が社会問題化しました。一方ではいざなぎ景気を超える戦後最長の好景気とも言われました。当社はこれらの事象を教訓とし、また好景気に浮かれることなく堅実に経営を進めてきた結果、当初の経営ノルマを達成できる見通しとなりました。これは分析、材料、解析、計測といった基盤技術によるサービスに加え、ＩＴ、制御関連の需要が大きく伸びたことが幸いしたものと考えております。
また2006年は向こう10年を見据えて5年後の会社の姿を描く中期経営計画を策定しました。経営数値はともかく、理念として掲げているのは「顧客価値の創造」であります。私は、顧客価値を創造し満足度を高めていくには、トップの明確な理念に加え高い従業員満足度と高い透明性が重要であると考えています。このような文化を社内に根づかせるには長い時間が必要ですが、幸い当社従業員の多くは顧客の目線に立って技術を考え、一緒に汗をかいて仕事をやってきたという豊富な経験を持っております。200７年はこの文化をさらに深く醸成するためのスタートの年と位置づけ、社員共々頑張ってまいります。
当社は、迅速、的確をモットーとする「技術のコンビニ」をビジョンとして行動しています。これを合言葉に、広範な技術分野においてお客様の要望に応えるべく技術力の向上を推進し、より一層皆様のお役に立てるよう努力してまいります。
この一年もご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
