兵庫県と(社)兵庫工業会が主催する『第1回ひょうごものづくり技術大賞』において製品・技術開発分野で、「疲労センサ」が知事賞を受賞しました。
- 受賞題目 :超小型疲労センサの開発・実用化
- 受賞グループ:川崎重工業(株)技術研究所と川重テクノサービス(株) 疲労センサ開発チーム
去る2月28日(水)に兵庫県公館で開催された表彰式では、兵庫県の井戸知事より表彰状、盾を授与されました。
受賞対象となった疲労センサ(長さ12mm、幅7mm、厚さ0.25mm)は、繰返しを受ける溶接部近くに貼付し、鉄道車両・橋梁・クレーンなどの疲労損傷を計測するものです。
この疲労センサは2枚の金属箔を重ねた構造で、小型化かつ高感度化が達成されているとともに、信頼性も高くなっています。
これまでに、1,200枚以上の適用実績があり、幅広く溶接構造物の疲労寿命・余寿命診断に使用されています。
今回、技術開発品の実用化と広範囲の適用によりその有効性が認められ、知事賞を受賞するに至りました。
疲労センサに関する情報は、下記のウェブサイトをご覧ください。
https://www.kawaju.co.jp/fs/index.html
(2007年3月20日)